こんにちは!秋です。
最近、ニュースの中で「コロナ差別」や「コロナ離婚」などといった言葉をよく耳にするようになりました。
コロナ感染の不安や外出自粛によるストレスなどから、人間関係のトラブルが増えているんですね。
そして同じように”嫁姑トラブル”もまた増加しています。
「コロナがきっかけで姑のことが大嫌いになった」
「外出自粛のせいで同居している姑との生活が本当にストレス」
いっぽうで、
「ちょっと苦手だった姑との関係が良くなった」
という事例も!
今回はコロナ渦で実際に起きている嫁姑トラブルの実例をご紹介しようと思います。
コロナ騒動で嫁姑関係が悪くなった事例
姑が毎日家に来る
コロナウイルスで大変なのに姑が家にくる。
昨日姑が家にきて、0歳の赤ちゃんとずっといて結局よる6時30までいました。
家事もできないし、息子にべったり。
一緒に住みたいとか旦那に持ちかけたりイライラしまくり。自分が一番コロナに敏感なのに孫に会いにくる意味がわかりません。
ほぼ毎日来るのでイライラばかりです。
話すネタもないし、家事やろうとすると邪魔してきて、進みません。
この姑は「一緒に住みたい」と旦那に持ちかけていることから、「同居」という自分勝手なわがままを押し通すために毎日通い詰めているのでしょう。
それでなくてもコロナでストレスが溜まるのに、
余計なストレスを増やさないでほしいものですね。
危機感がない姑
姑が自粛をしてくれません。
同居の義母が毎週のように買い物に行くだの言ってきます。
先日も、娘の誕生日プレゼントを買いに連れて行きました。
今週は90歳の義祖父とお出かけすると言っています。再来週はライブに行くとか。
コロナに関しては最初から「大袈裟だ」というスタンス。どうしたら聞いてくれるんでしょうか。
仕事の間子供達の面倒を見ていただいているしこれからもずっとお世話になるので、あまり強く言えず悩んでいます。。
普段凄く頼りになり、同居でも軋轢なくやってこれたのに、こんなことで価値観の違いが明らかになるとは…
ちなみに、義母は手洗いとかうがいとか全くしないのも気になります。
この相談者さんは姑との同居なので、家族にも感染するリスクが非常に高くて怖いですよね。
『普段お世話になっているので強く言えない』という気持ちも分かりますが、命の危険が伴うコロナ感染を食い止めるためにも、ここはハッキリと強い姿勢で伝える必要があります。
「万が一、お義母さんが感染して症状が出なくて、知らない間に私たち家族の誰かに感染したら?しかも命に関わる症状が出てしまったら?」
義両親がどうしても外出を自粛してくれないようなら、コロナが収束するまでの間、別居を考えざるを得ません!くらいのことを伝えることも考えるべきかもしれませんね。
嫁と孫をばい菌扱いする姑
80代の姑と同居しています。
コロナの為にマスクや除菌シート、消毒液など購入し出来る範囲で気をつけています。毎日子供達と家に缶詰でストレスが溜まり、近所の公園に遊びに行きました。
全員マスクをし携帯用スプレーも持って人が少ない時間帯に短時間だけ遊んで帰りました。帰宅後すぐ手洗いうがい着替えをし、夜ご飯の準備をしようとしたら姑から
私に近よらないで!
後ろに回って!
飼い猫にも触らないで!
お風呂は先に入らせて!と。
自分は、買い物行ったり、病院行ったり美容院行ったりしてるくせにどの口が言ってるのかと。旦那なんて毎日仕事行って、よく家に来る義姉は人と接する仕事してるくせに少し近所の公園に遊び行っただけど嫁と子供はバイ菌扱い。
夜ご飯もリビングで食べず2階で食べました。
コロナに対して楽観的な姑も困りますが、危機感を持ちすぎる姑も困りもの。
「近寄らないで」「先にお風呂に入らせて」なんて、いい大人が呆れてしまいますね。
誰もが被害者や加害者になってしまう危険がある現状。
せめて家族のなかだけでも思いやりをもった言動をしてほしいものですね。
コロナ騒動で嫁姑関係が良くなった事例
いっぽうで、コロナ騒動がきっかけで嫁姑関係が改善された例も!
そんな珍しい事例を2つご紹介します。
姑の好きなドラマで仲良くなった
コロナ渦で私の仕事が休みになってしまい、外出自粛で時間を持て余していました。
姑が以前「おもしろいから観てみて!」と言っていたドラマを観てドハマりしてしまった私。
姑にドラマの感想を伝えると、
「まさかあの人が犯人だと思わないよね!」
「あの俳優さんかっこいいと思わない?」
などと本当に嬉しそうに話していました。
今では姑が勧めるドラマや映画を観たり、逆に私がおススメしたり、共通の話題が出来たことでけっこう仲良くなった気がします。
コロナ騒動がきっかけで姑と仲良くなるなんておかしなものですが、こんなこともあるんですね(笑)。
姑と同じ趣味や共通の好きな物があると、仲良くなるきっかけになることって意外と多いんですよね。
ふつう嫌いな相手には歩み寄りたくないものですが、「姑の好きなテレビの感想を伝えた」というささいな行動が、結果的に実を結んだという実例ですね。
姑の意外な行動に感謝
以前はあまり姑との関係が良くなかったんですが、コロナの影響で少し改善された気がします。
きっかけは、緊急事態宣言で私の娘の幼稚園が休園になってしまったこと。
私の仕事がどうしても休めなくて、仕方なく姑に預かってほしいとお願いしたところ、快く承諾してくれました。
娘が暇を持て余さないようにと、Amazonでおもちゃを注文してくれたり、マスクや消毒液などを分けてくれたり。
姑の行動が意外すぎて驚きましたが、本当に感謝しています。
本当に大変なときに素直に姑に助けを求めた相談者さん。
本当に困っている相談者さんに手を差し伸べてくれた姑。
私が子どもの頃に同居していた祖母はめっちゃ最悪な人で、私と遊んでくれるどころかいじめられていたので、優しいおばあちゃんでホントに羨ましいです。
さいごに
昨年突然現れた新型コロナウイルス。
最近はようやくワクチンなどの予防接種が一部で始まりましたが、まだまだ先の見えない毎日にとても不安ですよね。
多くの人がストレスを感じているなか、人間関係のトラブルは確実に増加しています。
憎むべきはウイルスのはずなのに、いつの間にかその対象が人そのものにすり替わっている現状。
緊張と不安の日々のなか、せめて家族のなかだけでも、思いやりのある言葉や行動を心がけたいものですね。
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