姑から陰湿ないじめを受けている時って、何とかして仕返ししたい!永久に黙らせてやりたい!と思いますよね。
- あら探しをしていつも嫌味を言ってくる
- 家族の中で私だけを無視する
- 家事や育児に口出ししてくる
どんなにあなたが我慢強くても毎回のようにいじめられると、姑に仕返ししてやりたい!と思ったとしてもそれは当たり前の感情です。
いい歳していじめをする姑って、ほんとに大人げなくてムカつきますよね。
ですが、いくらムカつくからといって姑に同じように陰湿な仕返しをしても、その瞬間はスッキリするかもしれませんが、姑からのいじめがなくなることはありません。
むしろ同居など、いつも顔を合わせる場合、さらに姑からのいじめがエスカレートする可能性だってありますよね。
ここでは、いじめをしてくる姑と同類になってしまうような仕返しをするのではなく、ちょっと違う角度からの正攻法で、姑を確実に黙らせる3つの方法を紹介します。
この方法は仕返しするよりも効果的なので、これからのあなたの結婚生活を守ることができ、そしてあなたをいつもいじめてくる大嫌いな姑に「何も言えなくて悔しい~!」と思わせることができますよ^^
姑からのいじめに対する3つの対処法
繰り返しになりますが、ここでいう3つの対処法とは姑への復讐の方法ではありません。
大嫌いな姑からあなたの結婚生活を干渉されずに平穏な毎日を過ごすためのテクニックです。
世の中にある一般的な嫁姑問題の解決方法としてよくあるのが、
- 姑に話を合わせる
- 姑の言葉を真に受けない
- 姑と距離を置く
などのように、当たり障りのないものが多いのですが、本当の意味での解決にはなりませんよね。
ここで紹介する3つの方法はどれもこれまでとは違った方法です。
それは、
- 姑との境界線を引く
- 自分の意思を明確にする
- 姑が反撃できない受け答え
という3つの方法です。
文字だけ読むとなんだか難しいような気がするかもしれませんが、内容はいたってシンプルなので安心してくださいね^^
この方法は、ただ単に姑に悔しい思いをさせるだけでなく、あなたの結婚生活をいい方向へと導いてくれます。
そして、姑からのいじめだけでなくあなたの夫に対しても使えるテクニックなので、あなたの夫が味方になってくれない場合などにも応用することができますよ。
①姑との境界線を引く
動物にはテリトリーと呼ばれる「縄張り」があるように、私たちは誰にでも「心理的な境界」というものがあります。
大好きな人とは抱きしめあえるのに、大嫌いな人だと目に入るだけでも嫌悪感を感じますよね。
つまり、相手によってあなたの心理的な境界線は変わってくるのです。
その境界はあなたの家そのものだったり、または半径1メートルという空間だったりするかもしれません。
まずはあなたの姑に対する心理的な境界線を確認することから始めましょう。
遠くのほうから姑があなたに近づいてくることを想像してみてください。
「それ以上は絶対に近づいてほしくない」
という心の中の赤信号が点滅したら、それがあなたと姑との境界線です。
その境界線を意識しながら、姑とのこれからの関係=ルールを設定していきます。
②自分の意思を明確にする
つぎに、あなたが姑に対して『受け入れられること』と『受け入れられないこと』を考えて、自分の意思をハッキリさせていきましょう。
「私には〇〇する意思はあるけど、〇〇する意思はない」というように、語尾に「意思」という言葉をつけるようにしてみてください。
たとえば、
・私にはこの問題を姑と話し合う意思はあるけれど、姑からの非難や侮辱を受け入れる意思はありません。
・姑との関係は大切だと思うけれど、自分の気持ちを殺してまで平静を装う意思はありません。
・姑とのことで悩んでいるのに、すべてがうまくいっているようなフリをし続ける意思はありません。
・この問題では、私にも責任があることは認めるけど、何もかも私のせいだと認める意思はありません。
のように、あなた自身の『意思があること』『意思がないこと』を明確にしていきます。
自分自身の意思を明確にするときのポイントとして
- 具体的に
- シンプルに
- 語尾に「意思」をつける
の3つを意識してみてください。
その時に注意してほしいのが「こんな生活は我慢できない」などのような漠然とした言葉は使わないようにすること。
つまり、具体的に「自分が我慢できないことは何なのか?」をシンプルに分かりやすく表現するんです。
それを姑が聞いた時、ハッキリと分かりやすい内容にしていきましょう。
はじめは少し難しく感じるかもしれませんが、その言葉を考えなくても言えるようになるくらい何度も練習してみてください。
姑に言い返されるのではないかと怖かったとしても、自分の意思をはっきりと伝える練習をすることが大切です。
③姑が反撃できない受け答え
姑との話しをする時、一番あなたを困らせるのが『話の途中で反撃されること』ではないでしょうか。
いざ勇気を出して自分の気持ちを伝えようとしても、話の途中で姑が言い返してきたり反論してきたりすると、結局あなたの気持ちは姑には伝わらず、うやむやにされて悔しい想いをしてしまいますよね。
では、姑に反撃されずに話をするにはどうすればいいのでしょうか。
その方法は、あなた自身が「自分を守ろうとしない受け答え」をすることです。
あなたは姑と話しをするとき、こんな言葉を使っていませんか?
- 私なりに精一杯やってます!
- 私だって忙しいんです!
- 私たちの生活だって苦しいんです!
このように、自分自身のことを弁解したり、正当化するような言葉を使ったとき、相手はここぞとばかりに反撃してきます。
「でも弁解しなければ、姑にもっと言いたい放題言われるんじゃないの?」と思いますよね。
実はこれ、逆なんです。
このような『防衛的にならない受け答え』は多くの心理学で使われています。
嫁姑問題だけに限らず、どんな争いごとも
- 攻撃
- 防衛
- 退却
- 激化
という流れがあって、その渦中にいる人は不満や疲労だけが残ってしまい結局なにも解決しません。
ですが「自分を守ろうとしない受け答え」をすることで、相手の高ぶった感情をほぼ確実に沈めることができるのです。
ここで、少し分かりやすい実例を出してみますね。
姑:あなたってほんとにいつも気が利かないわよね!
嫁:お義母さんはそう思ってらっしゃるんですね。
姑:そうよ。もっと私に気を使ってくれてもいいんじゃない?
嫁:そう思われているのは残念です。
姑:ちょっと!私の話を聞いてるの?
嫁:もちろん聞いていますよ。ですがお義母さんがもっと落ち着いているときにお話ししましょう。
姑:……。
これは、実際に私の友人が使った例です。
嫁のセリフに注目してみると、どれも自分を守るような言葉が一切ないのが分かりますよね。
そして最後には姑の戦意を奪って、会話が終了しています。
このように、口論したり説明したりするのを拒否することで、姑の戦意を喪失させ、確実に黙らせることができるんです。
姑がどう反撃してきたとしても、あなたがこの『自分を守ろうとしない受け答え』をすることで、90%以上の確率でうまくいきます。
では、他にも使えそうな言葉を挙げてみますね。
- それで、私にそうおっしゃる理由は?
- お義母さんがそう考えるのは自由です。
- それについてはちょっと考えさせてください。
- それはおもしろい意見ですね。
- もう少し気持ちが落ち着いているときに話しましょう。
- 分かっていただけなくて残念です。
あなたの姑がよく言うセリフを思い出しながら、「こう言われたときはこう言おう」というふうに前もって練習をしておくことで、本番でスムーズに姑を黙らせることができますよ^^
姑のいじめに対する最大の仕返しとは?
姑から長い間いじめられると、怒りやストレスから「ざまぁみろ!」と言ってやりたくなるような仕返しを考えたとしてもおかしくありません。
それだけ今のあなたの心が追い詰められているという証拠です。
けれど、どんなにムカつく姑であったとしても「目には目を」というような仕返しはあなたを幸せにはしてくれません。
姑に仕返しをして冷静になったとき「私なんだか醜い人間になってる…」と自己嫌悪感に悩まされてしまうからです。
今回紹介した3つの方法、
- 姑との境界線を引く
- 自分の意思を明確にする
- 姑が反撃できない受け答え
は、あなたが良い方向へと進むためのステップです。
これを繰り返し練習することで、理不尽で身勝手な姑を黙らせ、あなたが心身ともに幸せになることこそが、姑が一番悔しがる最大の仕返しとなるのです。
だって、毒姑は自分の言動にはビクともせず、幸せそうにしている嫁を見るのが一番悔しいわけですから。
大嫌いな姑と同類の人間になってしまわないためにも、本来の目的である「結婚生活を守るため」にぜひ行動を起こしてみてくださいね!
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